ユードリナの記録【長野県立大学】

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【就特対 #12】SNSとの付き合い方 <長野県立大学:就活特別対策室>

イデアコンペティションの準備やら何やらで、しばらく投稿できませんでした。

久々ですが就特対第12回。SNSとの付き合い方について。

以前、とある後輩が「SNSで就活関連の投稿を見ると、必ず保存してしまう」と話していた。面白いくらいSNSに振り回されているようだ。

良くない傾向ですな。

SNSは見るな

就活をしていると、インスタグラムやYouTubeでやたら就活関係のものがオススメに出てくるだろう。私が就活をしていた時、そういったものはなるべく見ないようにしていた。

就活生諸君にも強く言いたい。

見るな。

見たとしても軽く鼻で笑うくらいでいよう。

 

どんな投稿があるのか

試しに、就活関連のどんな投稿があるのか見てみよう。インスタグラムやYouTubeで「就活」と検索し、出てきたものを並べてみる。

パクっても内定!

就活の軸やら、自己PRやら色々あった。本当に追い詰められたらパクるのもアリかもしれないが、どのみち悪手だろう。

こういうのをパクったり、AIに書いてもらったり、そんな楽をしても面接で困るのがオチである。

自分の言葉で書けば、面接で深堀されてもパッと答えられる。

オススメ企業

インターンだったり選考だったり、とにかくオススメの企業を列挙している投稿もあった。

そういう投稿がある時点で、
応募者が多くて競争率高いだろうな
企業からお金もらって宣伝しているのかな

といった想像をするべきである。経営学を学んでいる学生なら特に、レッドオーシャンは避ける、という考えを持った方がいい。

〇〇社合格した面接対策

割と面白い内容だった。

だが、これを鵜呑みにする就活生はよろしくない。せいぜい「参考程度に頭に置いておくか」くらいの気持ちで読むべきである。

自己PR / ガクチカの書き方

正直、このへんの「書き方」系の投稿が一番信用ならない。

 

ちょっとした体験談をお話ししよう。

大学で開催された自己PR書き方講座では「最初の一文は、私の強みは〇〇です、と簡潔に書くべき」というアドバイスだった。

しかし、とある人材系大手企業の就活対策講座では「最初の一文は、私の強みは〇〇〇な〇〇〇〇で~、と詳細に書くべき」というアドバイスだった。

 

どちらの講座も就活のプロによるものだ。それでも、ここまで正反対の "正答" が出る。

就活に間違いはあっても正答は無いのであろう。

勝ち組企業・業界

以前炎上していた「底辺の仕事ランキング」と大して変わらない内容だ。書いていることは違っても、本質は同じである。

結局のところ、『勝ち組業界』でもその中身は企業によって様々だ。

勝ち組・負け組といった思考をしている時点で、就活するにはまだ早い。

人事が見ている〇〇

説明会だったり面接だったり自己PRだったり。色々と就活生を不安にさせる内容だ。

いったい、どこの企業の誰の話だね。根拠のないこういった投稿は信用しなくてよいだろう。

先生や友人に見てもらう。あるいは自分が人事になったつもりで、冷静に考える。その方がよい。

 

そもそも、面接なんかは人事が担当するとは限らない。現場の部長・課長だったり、役員クラスの人だったりする。「人事人事…」とばかり考えても意味はない。

逆質問リスト

この投稿を見た時、笑ってしまった。わざわざリストなんか見てするもんじゃないでしょ、逆質問って。

純粋に気になった事や、自分と企業があっているか見極めたい時にすればいい。いちいち緊張しながら点数稼ぎにいくもんではない。

相手が何人の就活生と話してると思っているのだ。ちょっっとばかしひねくれた質問をしたところで、印象に残るかは甚だ疑問である。

SPI関係

8月という時期だからか、SPI関係の投稿が多かった。ボーダーがなんちゃら、SPI〇割で通る企業がなんちゃら………

そんなの読んでる暇があったら、SPI対策しときなさい。

 

といっても、個人的にオススメなのは対策ゼロでとりあえず受けてみることだ。SPIをいくつか受けてみて、面接前に落とされるようなら対策が必要。

SPIの成績に問題が無いようなら、わざわざ対策に時間を割く必要はない。面接対策でもしていたほうがいい。

失敗談

YouTubeなんかには、就活の失敗談がよくある。これは私も就活中見ていた。

面接で落とされた時は、こういった動画で元気を出していたものだ。見すぎは毒だが、適度に服用すれば心の良薬だと思う。

 

ひねくれ者へ

SNSを見るなっていうなら、この記事も読むなってことか!」

と言いたいひねくれ者へ。

そういうことじゃないさ、若いの。

ただ、誰が言ってるともわからん話を鵜呑みにするな。参考程度に思っておけ。 "自分" を見失うな。そういう話だ。

 

だから、この記事に書いてあることも完全には信用するべきでない。「そういう考えもあるのかー」程度に捉えてくれる方が、私としては嬉しい。

 

終わりに

秋ごろになると、SNSが就活一色に染まりだす。くだらん投稿ばかり増えるだろうが、就活生諸君にはスマホを置いてもらって、隣にいる友人とアドバイスしあってほしいものである。

あ、就活系の映画は見ない方がいいよ。たぶん就活が嫌になるから。