長野県立大学とはどんな大学なのか?その実態は?
設立から数年がたち、ようやく長野県立大学にはそのスタイルや雰囲気、校風が生まれてくる段階がきたと感じています。
長野県立大学の歴史や学部、学生から見たその風景をまとめてみようと思います。
続きを読む前回の第10回では、長野県立大学の学生が携わった「惚れるん」について調べた内容を書いた。未読の方はそちらから読むことをお勧めする。
<注>本記事は「惚れるん」を飲みつつ書いております。酒好きの学生がただただ美味しく飲む話になります。
さて、人にオススメするからにはまず自分が飲むべきだろう。というわけで、いよいよ惚れるん開栓!!
冷蔵庫で冷やしていたので、瓶が少し曇っている。なんだか色っぽい。飲む前から惚れそうだ。
あ、ちなみに「惚れるん」は300ml、720ml、1800mlの3種類がある。私は720mlを買った。日本酒の一般的なサイズだ。
さて、このお猪口で見ると色合いは透明に近い。
ではいざ、飲もう。
……口当たりは……軽やかだ。実にサッパリしている。だが『辛口!!』とは違う。キレがいいというより、フレッシュな爽やかさ。
一方で、味わってみると後味がはっきりしている。アルコール感は無く、甘酸っぱいという表現が近い。
そういえば、冷蔵庫にししゃもがあったな……
本音を言えば、柵でも買って刺身と飲みたかったが…今回はししゃもでいっか。
輪島塗の箸とともに、ししゃもをいただく。
あぁ~~これはいかん。罪悪感を伴う贅沢しちゃってる感が溢れる。
だがいい。実にいい。気づけば「惚れるん」をもう一杯注いでいた。
音楽がほしい。遠藤京子の『好きと言わないほうがいい』をかけた。
私は瓶を収集するタイプのガチ日本酒派ではないが、実家(海沿いの県)へ帰ると必ず日本酒と刺身を楽しむ。
そんな私がこれまで最も惚れたのは、友人と行った山口でフグ料理とともに飲んだ獺祭だ。しかし今、「惚れるん」がそれに並んだ。
一人で飲んでそうなのだ。友人と飲めば、超える可能性を秘めている。
パソコンで吉幾三の『旅の宿』を流しつつ、考える。この甘酸っぱさは、初恋や青春の甘酸っぱさと考えていいのだろうか。ん~わからん!
1つ言えるのは、「女学生が日本酒作りました!若者向けです!」と言われて惚れるんを飲んだら、100人中100人は「あ~なるほどたしかにね!」と言うだろうと思う。
それほどに、学生・若者向け・フレッシュ・飲みやすい、などのワードがちゃんと味に落とし込まれていると感じた。
この日本酒、もっと入手しやすくならないのかな?もちろん、製造元や各酒屋さんにとってあまり大量に作ったり仕入れたりするのは難しいだろう。
とりあえず長野市を制覇しない?
サークルを通じて信大や長野短大なんかと交流会を開いて、その全てに「惚れるん」を差し入れるとか。場づくりが好きなGM学科の学生たちと一緒にできるんじゃなかろうか。難しいか。
パソコンが空気を読んでか、大滝詠一の『FUN×4』を流してくれた。
「手に入れてしまったよ お目当てのあの子を」の歌詞どおり、私は好みの日本酒に出会えたようだ。「惚れるん」が気になる方は、前回の第10回の記事を見てほしい。どこで買えるか書いてある。
「惚れるん」に関わった学生たちのインスタグラムにも詳細があるので、ぜひ検索してみてはどうだろうか。
私はこれから、追加のししゃもを焼いてくる。
しばらく前の話です。
大学1年の頃、高校の吹奏楽部の演奏会へ行きました。
高校時代は吹奏楽部で青春を過ごしました。中学から始めたサックスを高1で買ってもらい、そのマイ楽器とともに過ごした3年間。本当に充実していて、後悔が見つからないほどでした。
大学で吹奏楽サークルへ入ったものの、コロナ禍真っ只中。サークル活動は一切が停止され、音楽からは離れました。制限が解除された今でも楽器を触る気力は無いままです。
そんなサークル活動停止のころに演奏会へ。自分の耳がピッチのズレやテンポキープを聞き取れるか自信が無い。ただ、久々に聴く生の音楽を楽しみにしていました。
演奏会終盤、アンコールの曲を聴いていたら、私は泣いていました。隣にいた同期の男子も泣いていたのを覚えています。
私に生まれていた感情を言葉にするのは難しいです。感動したわけでも、下手で悲しかったわけでもないのはたしか。私は感動で泣くタイプではありませんし、演奏は本当に上手かった。
ホールからの帰り道、自分が泣いた理由を考えていました。思い浮かんだのは、嫉妬です。
自分はサークルに入ったものの活動できず、中高と6年続けていた楽器から離れている。一方で後輩たちは、感染防止に注意しつつ必死で練習している。
自分は慣れない土地で一人暮らし、友達もいない。彼らは時に肩を組み、時にぶつかり合い、時に恋する仲間たちと切磋琢磨している。
1年しか違わないはずの自分と彼らとの大きな違いにショックを受け、そして嫉妬したんだと感じました。
自分が嫉妬で泣いたのだと思うのは癪なので、他にあるかと考えました。そしたらもっと突拍子もない、「美しさで泣いた」と思ってしまいました。
これは別段、超絶美人を見たとか有名絵画を見たとかいうのとは違います。たぶん、子どもが初めて立ったとか、ずっと無表情だった友達が初めて笑ってくれたときとかに感じるだろう感情です。
60~70人の大勢で息を合わせ、別々の楽器を、それでも指揮者という一点を見て努力する彼らに、自分にあったはずの美しさを見たのだと思います。
ふと思い出すのは、自分が現役のころ。何かの演奏会後、顧問がミーティングで話したことです。『もしお金を出して高校生に戻れるなら、先生はいくらでも出す』
これをきいた時は、そんなアホな、と思ったものです。ただ、今ならなんとなくわかる気がします。
高校生の頃は、青春なんて自己満足の世界だと思っていました。自分が良ければいい、友達と、恋人と、クラスメイトと楽しく過ごす。思考が全て「学校」という自分たちの世界で閉じている。
でも、そんな彼らを見て嫉妬し、不思議な美しさを覚えて、彼らからしか得られない栄養素を摂取する人がいるなら、それでいいのかもしれませんね。
大学4年にしちゃ、おっさん臭いのかな?
前の記事でながの子育て家庭優待パスポートについて書いた。
記事で書いた課題点に加え、「近所の店がやってるのかわからない」という問題があると思う。
チアフルながのHPで検索してもいいが、この検索機能にはマップ表示が無い。地理的な検索は市区町村でしか区切られていないため、「我が家の近所にある店」という見方ができないのだ。膨大な量の検索結果から探すのもツライだろう。
そこで、長野市の協賛店舗を地図上で見れるようにしてみた。全て載せると大変なことになるので、「食べる」分野のみで試作した。
なお、この「食べる」分野および協賛店舗の情報は全てチアフルながののHPを参照した。当ブログではお金稼ぎをしていないので許してほしいが、ダメだったら予告なく消去する予定だ。
地図を見る際は、以下の注意事項を必ず読んでほしい。未読だったり解釈違いだったりで何か起きても、当ブログは一切の責任を負わないのでご理解を。
好評だった場合は、食べる編以外の分野だったり、長野市以外の地区町村だったりのマップの作成も検討します。ご意見ご感想はこちらからお願いします。
↓地図
続き番号対応表
以上、140店舗が2024年5月15日現在確認できる「食べる」に関連した協賛店舗だ。
このマップを作ろうと思ったのは、協賛店舗の数を見た時に「地図とか無いのかな?」と思ったからだ。探したら他の都道府県にはあるのに、長野にはなさそうだった。
はじめ、白地図でも買って手書きで数字を書こうと思っていた。しかし直前で、もっと便利なやり方があるはず、と思って調べた。グーグルのマイマップ機能を知れて本当によかった……
以前、ある飲食店でお子さんを連れた夫婦が店員に黄色いカードを見せていた。それが初めて「ながの子育て家庭優待パスポート」を見た時である。
このカードは子育て家庭を応援するための長野県の事業だ。しかし実際のところ、フルに活用できている家庭は少ないのではなかろうか?
続きを読むその日本酒を知ったのは偶然だった。
記事ネタを求めて大学に関するニュースを調べていた時のこと。他大学との連携、イベント情報などと並んでそのニュースはあった。「日本酒『惚れるん』台湾でも発売へ」。記事によれば県大生が携わった酒らしい。
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