ユードリナの記録【長野県立大学】

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【県大シリーズ第11回】学生発の日本酒「惚れるん」を追う~後編~

前回の第10回では、長野県立大学の学生が携わった「惚れるん」について調べた内容を書いた。未読の方はそちらから読むことをお勧めする。

<注>本記事は「惚れるん」を飲みつつ書いております。酒好きの学生がただただ美味しく飲む話になります。

 

eudorina.hatenablog.com

さて、人にオススメするからにはまず自分が飲むべきだろう。というわけで、いよいよ惚れるん開栓!!

開栓

冷蔵庫で冷やしていたので、瓶が少し曇っている。なんだか色っぽい。飲む前から惚れそうだ。

あ、ちなみに「惚れるん」は300ml、720ml、1800mlの3種類がある。私は720mlを買った。日本酒の一般的なサイズだ。

 

さて、このお猪口で見ると色合いは透明に近い。

ではいざ、飲もう。

色合いやお猪口の影響もあるかも

……口当たりは……軽やかだ。実にサッパリしている。だが『辛口!!』とは違う。キレがいいというより、フレッシュな爽やかさ。

一方で、味わってみると後味がはっきりしている。アルコール感は無く、甘酸っぱいという表現が近い。

 

そういえば、冷蔵庫にししゃもがあったな……

本音を言えば、柵でも買って刺身と飲みたかったが…今回はししゃもでいっか。

輪島塗の箸とともに、ししゃもをいただく。

 

あぁ~~これはいかん。罪悪感を伴う贅沢しちゃってる感が溢れる。

だがいい。実にいい。気づけば「惚れるん」をもう一杯注いでいた。

音楽がほしい。遠藤京子の『好きと言わないほうがいい』をかけた。

 

私は瓶を収集するタイプのガチ日本酒派ではないが、実家(海沿いの県)へ帰ると必ず日本酒と刺身を楽しむ。

そんな私がこれまで最も惚れたのは、友人と行った山口でフグ料理とともに飲んだ獺祭だ。しかし今、「惚れるん」がそれに並んだ。

一人で飲んでそうなのだ。友人と飲めば、超える可能性を秘めている。

 

初恋の味?

パソコンで吉幾三の『旅の宿』を流しつつ、考える。この甘酸っぱさは、初恋や青春の甘酸っぱさと考えていいのだろうか。ん~わからん!

1つ言えるのは、「女学生が日本酒作りました!若者向けです!」と言われて惚れるんを飲んだら、100人中100人は「あ~なるほどたしかにね!」と言うだろうと思う。

それほどに、学生・若者向け・フレッシュ・飲みやすい、などのワードがちゃんと味に落とし込まれていると感じた。

 

野望

この日本酒、もっと入手しやすくならないのかな?もちろん、製造元や各酒屋さんにとってあまり大量に作ったり仕入れたりするのは難しいだろう。

とりあえず長野市を制覇しない?

サークルを通じて信大や長野短大なんかと交流会を開いて、その全てに「惚れるん」を差し入れるとか。場づくりが好きなGM学科の学生たちと一緒にできるんじゃなかろうか。難しいか。

 

終わりに

パソコンが空気を読んでか、大滝詠一の『FUN×4』を流してくれた。

「手に入れてしまったよ お目当てのあの子を」の歌詞どおり、私は好みの日本酒に出会えたようだ。「惚れるん」が気になる方は、前回の第10回の記事を見てほしい。どこで買えるか書いてある。

「惚れるん」に関わった学生たちのインスタグラムにも詳細があるので、ぜひ検索してみてはどうだろうか。

私はこれから、追加のししゃもを焼いてくる。