長野県立大学とはどんな大学なのか?その実態は?
設立から数年がたち、ようやく長野県立大学にはそのスタイルや雰囲気、校風が生まれてくる段階がきたと感じています。
長野県立大学の歴史や学部、学生から見たその風景をまとめてみようと思います。
歴史
長野県立大学は2018年に創立されました。2024年現在まだ6歳なのですから、小学生にすらなっていません。
その前身は長野県短期大学という、1950年に創立された歴史ある大学です。長野短大があった場所に新しく大学を建てたため、設備やトイレは最新のものとなっています。一方で、短大時代の寮や備品が残されており、隅から隅まで最新というわけではありません。
詳細は第2回へ。
学部
グローバルマネジメント学部、健康発達学部の2つがあります。前者はグローバルマネジメント学科しかありませんが、後者は食健康学科、こども学科の2つの学科があります。
グローバルマネジメント学科は非常に私立校の香りがする名前ですが、和訳した「国際経営」学科と思えばよいでしょう。噂によれば、県大(長野県立大学の愛称)創立時に信州大学から「うちの学科と被らんようにしろ」というお達しがあったとかなんとか・・・
食健康学科は栄養士、こども学科は保育士を目指す学生向けの学科です。国家試験を受けるだけあって非常に忙しいようですが、そのおかげか国試合格率は抜群に高いようです。
詳細は第3回、第4回へ。
キャンパス内の雰囲気
県大には三輪キャンパスと後町キャンパスの2つがありますが、授業を受けるのは基本的に三輪キャンパスです。
最近はコロナによる制限も無くなり、対面授業が増えてキャンパス内が学生でごった返しています。大学の約6割が女子なので、周りを見渡しても女子しかいない、という事もよくあります。
一方で、男子が孤立するという心配はあまりいらないでしょう。県大には「1年生は基本、全員が寮生活を送る」という独特なシステムがあります。したがって男子は男子同士で生活を送ることになり、自然と友人の輪が出来上がっていくことになります。
こうした事情から、キャンパス内では男子は男子同士、女子は女子同士で会話しながら和気あいあいと過ごしています。
詳細は第5回へ。
サークル活動
サークル活動は無くはないですが、非常に活発とは言いづらいでしょう。
大学のホームページにあるサークル情報だけではなく、自分で調べることをおすすめします。消滅しているサークル、実は活動しているのに紹介されていないサークル等があるからです。
サークル加入率のデータはありませんが、体感3割あるかないかだと思っています。部活動のように熱心な活動をしたい学生は、地域の団体等への加入も検討すべきでしょう。
サークル棟のようなサークル活動専用の場所はありません。運動系サークルは大学の授業で使用している地下施設を、音楽系サークルは六鈴会館という大学OBOGの活動拠点を借りる形で活動しています。
詳細は第6回へ。
まとめ
ざっくりと思いつくままに書いてみましたが、次はここで書いた項目ごとに詳しく記事を作れたらと思っています。→書きました!
全体を通じて言えることは、歴史がある大学、学生数が多い大学と比べてその雰囲気や環境が全く違うということです。当然といえば当然ですが、具体的にどう違うのか?という視点を持ちつつ今後の記事を書ければと思います。
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