ユードリナの記録【長野県立大学】

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【県大S #039】ドライ・ライン~アイデアコンペティションの振り返り~ 長野県立大学

8月7日、大学で行われた「第3回SDGs・地域貢献アイデアコンペティション」に参加しました。

地域貢献や大学の課題解決に関わる企画を審査員の方々にプレゼン。賞を貰えれば助成金がいただける、というものです。

今回はその振り返りをしてみます。

コンペ概要

このコンペティションの形式としては、次のとおり。

・5分間のプレゼン
・審査員の方々と質疑応答

・審査基準は「実現可能性」「企画内容」「積極性」
・今回の発表者は5組、受賞されるのは2組

 

プレゼン資料

一応、私が使用したプレゼン資料を載せておきましょう。一部修正してあります。
左、右、左、右・・・という順番で並んでいます。

 

プレゼンの工夫

プレゼンをするにあたり、いくつか特に意識したことを書いておきます。

構成

プレゼンの流れが「現在→過去→未来」になるようにしました。

「現在」として課題と現状を。「過去」としてこれまでに書いてきた記事の紹介を。「未来」としてこれから目指したい姿を発表しました。

 

実は元々「過去→現在→未来」の流れにしていました。しかしプレゼン資料を見せた友人から、課題と現状が先の方がいいのでは?と助言をもらい順番を変えました。

記事紹介

記事の紹介は絶対に入れよう、と決めていました。

"大学生の情報発信" ときくと、おそらく大抵の人が「大学近くのカフェ5選!」とか「長野県の観光地紹介!」などを想像するでしょう。

しかし当ブログはちょっと毛色が違います。過去の記事を紹介して、審査員の方々にイメージを掴んでもらわなければ、と考えました。

アフェリエイト

アフェリエイトなどで儲けない」という当ブログの鉄の掟も、絶対に入れるつもりでした。

正直、この主義は企業の方々にとってビジネス的にマイナス評価かも、と危惧していました。ただ、「この掟のせいで表彰を逃すなら仕方ない」というのが本音でした。

雰囲気

個人的な意見ですが、発表には笑いが必要だと思っています。プレゼンにしろスピーチにしろ、TPOに合いつつも砕けた雰囲気というのは重要です。

「コワレタ構想」で先生方が苦笑いしたり、「野望」というワードで真面目路線を踏み外しにいったり。

スライド一枚目

友人には「尖りすぎだろ」と言われましたが、頑として修正しませんでした。読者の皆様にはおなじみ、【コワレタ構想】ですね。

他の発表者たちのスライド一枚目は絶対に "タイトルと名前" だと予想していました。プレゼン資料なんて、たいていタイトルと名前から始まりますから。

私が大事にしたかったのは第一印象です。

スライド一枚目で「尖っている」「普通の情報発信とは何か違う」「他とは違うプレゼンになる」と思ってもらいたかったのです。

 

「私の野望」について

当ブログとしては初めて書きますが、今現在

このブログを誰かに引き継ぎたい、10年後も存在してほしい

と考えています。

元々は趣味で始めたこのブログ。私が大学を卒業したら閉じる予定でした。しかしここまで続ける中で多くの応援の声をいただき、ちょっと野望が生まれました。

野望が生まれちゃうあたり、私はやっぱりグローバルマネジメント学部の学生だったんですねぇ。

といっても、このブログをやりたがる学生がいるか不安ではありますが。

 

質疑応答

さて、緊張しつつやり遂げたプレゼンのあとは、審査員の方々との質疑応答がありました。いくつか書いておきましょう。

Q1. スライド一枚目

『スライド一枚目の意味と、なぜこれを一枚目にしたのか』

絶対にきかれると思っていた質問です。当初は一枚目の説明をプレゼン中でする予定でしたが、時間の関係で省略しました。

回答は上述。

Q2. 主義主張

『スライド一枚目の主張が強くないか』

当時「主張……?」と思いながら、政治的な要素への配慮はしています、と回答しました。

ただ、今思えば誤解していたような気が。おそらく、1枚目にある単語や文章が "私の主張" だと捉えられてしまったのでしょう。

 

【コワレタ構想】を読んだ人ならお気づきかもしれませんが、スライド一枚目の単語・文章は全てWikipediaの「長野県短期大学4年制大学移行構想と混乱」のページに書いてあるものです。

私がゼロから考えたものは一切ありません。なので、何かを主張している要素は皆無なのです。

あと、審査員の方々に「エヴァンゲリオン」は通じなかったかな……

Q3. どう引き継ぐのか

『どのように後輩へ引き継ぐのか』

質問されると思っていました。回答は以下の2つ。
・お金儲けはしないで欲しい、と伝える
・ブログの理念などは原則引き継がない

団体を作った学生は、ほとんどがその理念や方針を後輩へ強く引き継がせます。ただ、ブログの楽しいところは自由なところです。

特に当ブログは、コスパやタイパを度外視して、好奇心にひたすらに従順であるのが書き手にとっての楽しみ方だと思っています。

 

引き継いだ後、サークルになるのか、法人になるのか、複数人のグループになるのか、あるいはすぐ潰れるのか。後輩たちが試行錯誤・四苦八苦していくのが、来年の私の楽しみです。

Q4. ユードリナを残す意義

『理念を引き継がないのなら、"ユードリナ"を残す意義は何か』

質問というよりは Q3 の後のコメントです。

たしかに、理念や方針を引き継がないのなら "ユードリナ" という名前や存在を残す意義は無いのかもしれませんね。

 

ただ、私としては「ユードリナの記録」という楽器を作ったつもりであって、楽譜そのままに伝承される曲を作ったつもりはありません。

私はその楽器でジャズを演奏しましたが、他の誰かがクラシックやポップスを演奏しても良いと思っています。

Q5. 大衆かコアなファンか

『大勢の人に見てもらうか、一部のファン向けにやっていくか、どの方針か』

まさに今私が悩んでいる点です。

どうやら審査員の方々には「尖りまくっているアングラ気味なブログ」という印象だったようで。 これから大衆向けにシフトするか、もっと尖っていくのか興味深い、というお言葉をいただきました。

うーーーーん。 私の趣味で言えば、マニアックなB級映画みたいにコアファンがいる方がカッコいい、と思ってしまうんですが。

あんまり尖るのもねぇ……

 

他の発表者たち

私以外に4組の発表者がいたわけですが、どの組も興味深い取り組みをプレゼンしていました。

驚いたのは、みんな後輩だったこと。 うちの大学は、1期生2期生が強烈すぎて以降の代が霞んでいる気がしてました(大学が1期生2期生を持ち上げまくったせいじゃ???という個人的な疑念もありますが)

5期生・6期生・7期生たちが活発なようで、今年度はまだまだ楽しくなりそうです。

 

ブログのメリット

さて、そんなこんなで終わったアイデアコンペティションでした。引き継ぐ人がいなければブログは潰すしかない……

ので、ブログのメリットを列挙しておきましょうか。

文章力向上

2000字~3000字くらいなら余裕で書けるようになります。「文章力ない!」って人でも大歓迎です。

デザイン力向上

Canvaを使用してインスタ用の宣伝画像を作ります。テンプレが豊富なのですぐ作れます。

調査能力向上

論文・書籍・インターネット・インタビューなどを駆使して調査します。卒論やレポートなどで役立つこと間違いなし!

人脈の拡大

友達がほぼゼロだった私でもこれだけ取材記事が書けています。人脈を広げたいならブログをやるしかない!

IT/マーケティングの知識

ブログのデザインは軽ーいプログラミングです。SEO対策やアクセス解析などマーケティングのガチ実践もやります。

 

終わりに

というわけで、本格的な引継ぎ作業は年内に始めます。ですが、引き継ぐ学生は複数名募集します、今この時から。

詳細や質問、応募はインスタグラムのDMにてお待ちしております。