こんにちは!「ユードリナ」に加入しました、取材担当のイーブンです。
今回はGM学科4年の矢野叶羽さんにインタビュー!!
長野県立大学で活躍されている矢野さん。以前からインスタの投稿にリアクションしてくださってまして。恐る恐るインタビューをお願いしたら快諾してくださいました!
「何か始めたいけど、やりたいことないし……」、そんな学生は必見の記事です!!!
矢野叶羽さんの紹介
はじめに僕からみなさんへ、矢野さんを軽くご紹介。
矢野さんは大学で様々な活動に取り組まれてきた方です。
例えば長野県立大学学生有志グループ「Stowly Marche」や、ひろがれ!推し村プロジェクト、合同会社キキでの活動などなど、非常にたくさんの場面で活躍されています。
注:本インタビューについて
今回のインタビューは、「個人としての」矢野さんに関する取材です。矢野さんは複数の組織に所属されてますが、そのいずれかを代表しての取材、発言ではありません。
我々はあくまでも「活躍している学生としての矢野さん」に取材し、矢野さんも「個人として」引き受けてくださいました。
インタビュー!
や:矢野さん、イ:イーブン
活動の原動力
イ:さっそくですがまずお聞きしたいのが、ここまでの活動全般の原動力ってありますか?
や:一言で言うと、「みんなのいい顔が見たい」。
イ:お~「いい顔」ですか。
や:自分の中の"いい顔"は、今まで見たことなかった表情をしてたり、驚く顔とか、問いに出会って「考えた事なかったですね~」の顔がよかったり。
イ:「たしかにそういう考え方もあるな!」みたいな
や:そうそう、そういう表情を見たい。もっとみんなの表情を見せてくれ!が原動力かな。イベントとかプログラムとか、町を紹介するとか、面白い人に出会わせるとか。「この子はあの人に出会ってどんな顔するんだろうな」とか。
イ:なるほど、どの活動においても、根底にあるのは「みんなのいい顔が見たい」と。面白いですね!
や:それが自分の中でしっくりくる表現ですね。
世代を超えた活動
イ:ここまでの矢野さんの活動って、世代を超えた活動が多いなと思うんですが、ここも「みんなのいい顔が見たい」に関わってくる部分なんでしょうか?
や:すごい関わってくると思います。今までの、いつも通りの日常を超えた時に、違う顔が見れたりがあると思うので。社会人だったら学生と合わせるとか、大学生だったら社会人とか高校生と会うとか。つながる部分があると思います。
あとは単純に自分も色んな人に会ってみたい。同じ世界を見てるわけじゃないと思うので、一人一人生きてきた環境、見方が違うから。みんなはどんな世界を見てるんだろう、っていう部分に興味があって、より別々の日常を重ねたいなと。
イ:日常だと会わない世代の人だったり、違う世界の人だったりと。
や:そう、属性だったり、全然会わない人と。
一番難しいところは?
イ:色んな人のいい顔が見たい!という時に、一番難しい部分ってどういうところでしょうか?
や:パッと思い浮かぶのは2つあって。きっかけを作るっていうところと、まだ会ったことのない人の日常を想像すること。
イ:ほ~そうですか
や:場を作る時に「同じ属性の人と会ったことはあるけど、来てくれる人自身の日常は見えない」という中で、「何を思っていて、何を一緒に見たら驚いてくれるんだろう」とか。どう日常を超えられるんだろうと思ったときに、日常を想像するのが難しい時があります。
日常を意識しすぎてもあれですけど、”日常に持って帰れる非日常”を作りたいってなった時に、想像するのは大変ですね。
イ:想像、ですか。
や:2,30代の人だったら想像できるんですけど、5,60代の人とかはめっちゃ難しいです笑
イ:たしかに難しい……
後輩へのメッセージ
イ:今の後輩たちを考えた時に、「何かに挑戦したい!でもぶつかるもの見つからない」って人結構多いと思うんです。そういった後輩に声をかけるとしたら、どんなメッセージを届けますか?
や:………昨日しなかったことを、新しく1個やってほしい。
イ:おぉ~昨日までやってこなかったことを。
や:そうそう、1個でいい。大小とか関係なく。
「こっちの道で帰ってみようかな」もそうだし、「前の席で授業受けてみようかな」とか。メール来たら「開いてみよう」とか笑 講義終わったら先生に声かけてみよう、何か誘われたら行ってみようとか。
何かやってみると違う自分に出会えるかもしれないし、違う景色が見えるかもしれないから。やってみてほしい。みんなは出来る!!
大丈夫、県大だと特に失敗とかめっちゃ頑張らないとできない笑
イ:頑張らないと笑
や:なんとなくよかった感じになるし、上手く設定してくれる笑
イ:盛大な、100%の失敗は無いと。
や:そうそう。みんなが想像できる範囲には収まる笑
学生としての目標
イ:最後に、学生生活はラスト1年間ですが、学生としての活動のゴールはどういったものなのでしょうか。
や:卒論を書ききる。
イ:卒論を書ききる笑
や:高校大学と「対話」を大切にしてきたんだけど、その「対話」を研究対象にして卒論を書こうと思ってて。楽しいし、この研究を終わらせたら私の4年間の活動が研究として社会的な価値を見出せるなーと。
イ:なるほど。僕は卒論……忘れておきます笑
今日はありがとうございました! あ、そういえば今度王滝村に行こうと思ってて・・・・・・(未来の記事へ続く、かも?)
終わりに
大学1年生の頃、「何かやりたい、何かやらなきゃだけど頑張れることが無くて…」と言って静かに泣く先輩を見かけました。
5期生、6期生、7期生のみなさんは、矢野さんのメッセージをどう受け止めるでしょうか。少しでもみなさんのプラスになったらな、というインタビューでした。
以上、矢野叶羽さんへのインタビューでした!矢野さん、本当にありがとうございました!!!!