ユードリナの記録【長野県立大学】

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懐古への案内(肆)田面稲荷神社

以前書いた記事、Route 65-Aの調査の最中。

昔からありそうな、お稲荷さんがいる神社を見かけた。ちょっと寄ってみよう。

 

田面稲荷神社

お稲荷さんに睨まれながら鳥居をくぐる。

正面に神社の説明があったので、いつも通り読んでみよう。

またもや難しい文字ばかり。これは解読しなきゃか…?

田面稲荷神社縁起

御祭神 正一位稲荷大明神・宇迦之御魂命
    ~あらゆる殖産興業の守護神といわれています。

神社創建 江戸時代後期~が始まり。本社殿は明治十三年に~再建~。

縁起 当神社は田町の鎮守さんで住民の信仰篤く特に往時隆盛であった権堂遊郭の芸妓衆の信仰心に支えられ「心願が叶う」と「鐘鋳」(かねい)の叶うと同音から「願いが通ずる」と信じ、信仰を集めてきました。その様子は次の様に伝えています。
「鶴賀権堂のお稲荷さんは遠ざかれと祈りゃせぬ」と唄われ……

案内 善光寺門前七稲荷めぐりの一社に数えられ…

 

「たづら」と読むらしい。正一位は以前の記事で書いた、神様の位階のことでしょう。

興味深いのは、権堂遊郭の人々に信仰されてきた、という点です。権堂にかつて遊郭があったことは知っていましたが、そこから少し離れたこのお稲荷さんが人々を支えていたんですね。

「鶴賀権堂のお稲荷さんは…」の唄は、どういう意味なんでしょう。古文は苦手なのでわからない……

 

あと、善光寺門前七稲荷めぐり、が気になる。

調べてみたら、「歴史の町長野を紡ぐ会」なる団体が制定したコースらしい。案外最近っぽい。

 

いつか七つのお稲荷さんをめぐってみようかな。では、このへんで。