まわる扇風機、そよ風に揺らめくカーテン、青空に入道雲。
どこか懐かしさを感じさせる季節、夏。
行ったこともない「夏祭り」を幻視する日。私は神社を巡ります。
皇足穂吉田大御神宮
以前から「大きい敷地だなー」と思っていた神社です。
入り口では狛犬が迎えてくれました。
お辞儀をして写真を撮らせてもらいましょう。
境内には大きな木々があって、木漏れ日が気持ちいい。
歩いていくと、目を引く赤い姿が気になりました。
お稲荷さんだ。きつねがいるのでしょうか。
稲荷神社とは、稲荷伸を祀る神社です。総本宮は京都の伏見稲荷大社。修学旅行で行ったことがあります。
ほとんどの稲荷神社では守護獣として狐形の像が置かれているようです。狐は稲荷の神使ですが、神様そのものとして捉えられていることもあるとか。
帰宅して調べてみたら、この皇足穂吉田大御神宮のウィキがありました。
927年の延喜式、つまり平安時代中期の法律書に登場していたそう。かなりの歴史があるようです。
元は別の場所にありましたが、近くの川がよく氾濫したそうで、現在の地に移ったそう。その際に周辺の神社を統合したため、境内神社が100社ある珍しい形となったとか。
元々あった地には現在も御神木のイチョウがあり、樹齢は900年と推定されているみたいです。
終わりに
御神木のイチョウは長野県と長野市の天然記念物に指定されているそうです。
県による指定が1935年ですから、今より90年近く前には既に「天然記念物」なんですね。いつか訪れたいものです。
では。