昨日久しぶりに映画「20世紀少年」を見ました。小学生の頃初めて見たとき、怖くて眠れなかったのを思い出します。
小さい頃は、SF感やハラハラドキドキ感を楽しんでいました。しかし今見直すと、この映画の魅力の1つは強いノスタルジーだと感じています。
今日の曲
映画20世紀少年の第一章で、歌を口ずさんでいる子どもが出てきます。
「忘れられないの~ あの人が好きよ~」
ん?なーんか知ってる曲だ。時代背景が1950~60年代という点を考えて、思い出した。ピンキーとキラーズの「恋の季節」だ。YouTubeのお気に入りリストに入れていた。
やっぱええ曲やわー……最近の「愛がどうの、浮気がどうの」な曲より、よっぽど好きだね。
「夜明けのコーヒー 二人で飲もうと あの人が云った」
………秀逸な歌詞ですよね。
ノスタルジー中毒
ノスタルジー、つまり「あの頃は良かったなぁ、懐かしいなぁ」という気持ちは、ちょっと中毒性がある、とふと思いました。
こんなことありません?
部屋の整理をしていたら、古いアルバムを見つけてついつい見てしまって。ノスタルジーに浸っていたら、つい数時間経っていたとか。
スマホの写真を整理してたら、つい眺めてしまっていたとか。
アニメ「反逆のルルーシュ」でも、昔の記憶を思い出す違法薬物に依存してる描写がありましたね。
そんなことを考えているせいか、こういうこともありました。
高校時代や中学時代の同級生と久々に再会し、飲みに行ったとき。高校であったトラブルや、中学の先生の話になる訳です。
「あれ懐かしいなー」ならいいんですが、あまりにも深い話を嬉々として話す人を見ると、ちょっと複雑な気持ちになります。
ノスタルジーってのは、やっぱり劇薬なんでしょうかね。